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プラダを着た悪魔

プラダを着た悪魔』を見てきました。
評判になっているように、とても良い作品だと思いまっくす。
まず感情の押し付けがないのね。ほら、ここで泣けよ〜とか、笑えよっ!みたいな制作側の意図がなく、どう見るかはこちらの自由って気がした。
宣伝文句が『働く女性なら誰でも共感してしまう等身大の悩みを、華やかなファッション業界を舞台にゴージャス&ユーモラスに描いた今年最高のビタミン・ムービー!』と割とかる〜い雰囲気なんですが、私の立場から見るともっとっもっと深くいろいろ考えちゃったなぁ〜。
映画のことじゃなくて、これを見た自分の感想なので、
あんまりネタバレじゃないと思うけどとりあえず、感想は隠します。
真っ白な気持ちで見たい人は読まないでね。
ちょっぴりだけ追記。
ぎゃぼー、私も仕事にもっと情熱持たなきゃ・・・勉強も常にしなくちゃ・・・と反省することばかり。主人公がナイジェルのことろに不満ぷりぷりで行くと「君は努力してない」って言われちゃうのですよ。いや、その通りなんですけど、耳が痛いわー。
ミランダたちが打ち合わせでベルトを決める場面も、主人公はファッションに興味がないから「ぷぷっどっちも同じに見える」って笑うの。確かに興味のない人からみれば同じように見えるんだうけど、プロはそーゆーとこもにこだわらなきゃいけないんですよ。昔の私はちゃんと0.2mmのズレも許さなかったけど、今はけっこう適当。だって出来上がり、そんなに変わんないもん。でもねー、そうやって適当に作るたびに、どんどん自分の中で何かが壊れていくんだよねぇ・・・。
そもそもファッション誌のお仕事場で働くのにファッションに関心がない=仕事に情熱・愛情がないってことだよね、だからミランダは主人公に冷たい、というか関心がなかったんだよね?やっべぇ〜、私も最近、グラフィックものに関心ねぇぇぇ。昔は街を歩いていてもいろんな印刷物に目がいったのになぁ・・・、あ、あのアイディア、なんかに使おうとか、わぁ〜あんな色の組み合わせもアリなんだ〜とかね。
あとは、ミランダが主人公に「自分で決断しなさい」って言うの。いいね〜この言葉。私も自分のことは自分で決めて生きていきたいざます。
ホント、もっとがんばらねば・・・
しかし、男はやっぱ、女がバリバリ仕事すんのは嫌なのかねぇ・・・

ミランダ(メリル・ストリープ)がメチャかっこいい〜!
・エミリーが次こそはパリに連れていってもらえますように!彼女こそがんばってるじゃん!
・ナイジェルのイイ人っぷりもすごい。

はぁ〜痩せなきゃ・・・

【ちょこっと追記】
最後の方で主人公が仕事放り投げて行っちゃう場面、なんかあれ、せつなーい。ありえなーい。仕事はちゃんと引き継いでから辞めましょうよー。(完全にミランダ側の気分)まぁ、それを言っちゃ映画になりませんがね・・・
だって、ミランダにしてみれば彼女のこと「私と似てる」とまで感じて、さてこれからもついてきなさい!ってカンジだったんじゃないの?ところが後ろ振り返るとあの女、逃げやがった〜!私は違うって。なのにー!!ちゃんと次の職場に彼女は素晴らしい、みたいなFAXを送ってあげちゃうんだよ、あのミランダが!かっけー女だぜ!
しかしこの映画に出てくる男でイイ男はナイジェルだけだったね・・・みんな懐がちっせーぜ!