2/20 夜 二月花形歌舞伎
染さまの女殺油地獄を観てきました(^▽^)・゚☆.。.:*・゚私のレベルが低いのでwとてもアホっぽい感想になってしまった・・・この作品、本来は大変な名作(近松の作品のなかでは異彩を放つあるいは、異色であると評価される)なんですけど。
女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)
河内屋与兵衛 市川 染五郎
お吉 市川 亀治郎
芸者小菊 市川 高麗蔵
小栗八弥 坂東 亀三郎
兄 太兵衛 中村 亀 鶴
妹 おかち 澤村 宗之助
叔父 森右衛門 松本 錦 吾
豊嶋屋七左衛門 市川 門之助
父 徳兵衛 坂東 彦三郎
母 おさわ 片岡 秀太郎
ニザさまのはTV放映でみたけど(ナマを見逃したのがつくづく悔やまれる)この演目をナマで観るのは初めてでした。染さまの役、与兵衛というのはですね、ほんとーにとんでもない奴なんですよ。
- 河内屋与兵衛
本編の主人公。大坂元天満町に大店を構える油屋「河内屋」の次男。放蕩の限りをつくし、遊郭に義父・徳兵衛の名前でつけを抱えている問題児。女郎を巡って喧嘩をしたはずみで通りがかりの侍に泥を浴びせ、彼に仕える伯父を浪人させ、心を砕く義父や母、更には病身の義妹にまで暴力を振るった挙句に勘当される。徘徊中に父母の愛情を知って涙するが、却って思いつめて性急に借金を返そうとし、お吉を襲って強盗殺人に及ぶ。その後は開き直って遊び呆けていたが、すぐに犯行が露見し、あえなく千日前の刑場に引き立てられていった。(Wikiより引用)
ほらね!しかーし、こんな悪人でどーしようもない男なのに染さまが演じることによって、きゃわわ><!と思ってしまうところがすごいところ。いや、ホントに行動には一つもイイところないんですけどね・・・。親に説教されてるとき、腹ばいに寝転んで足をばたばたさせて、頬杖&アヒル口><><><!そろばんで遊んだりほっぺをぷーっとふくらませるとかなにごと!
序盤はやんちゃできゃわ!だったのが、借金を返すあてもなく、お吉さんを訪ねるあたりからくら〜い影を背負い、油まみれの修羅場ではお色気むんむん。染さまのダークな部分ってどうしてこんなに色気があるんだろうねぇ、好きだわ〜。最後、お縄になって退場するときのニヤリ顔、ひぃぃぃぃ><!めっちゃ冷たい悪人ーーー!!!はぁはぁ、どえむ心が満たされました、ありがとう、染さまwww
(こんな感想でいいのかな・・・)