6/25 18:30 エリザベート

5年前の城田トートから待ちに待ったエリザベート（私的に2012年のはイマイチだったので）が始まりましたよ～、毎日ツイッターで感想を漁ってはドキドキしてました。
まずは花總シシィ、井上トート、佐藤フランツ、京本ルドルフ、剣ゾフィ、松也ルキーニの組み合わせ。もうもうもう！！期待以上の素晴らしさで木曜の夜から今まで（土曜の夜）までずーっと脳内エリザが上演中です、この勢いでブログまで書いちゃうんだからｗ　と言ってもずいぶん書いてないのでキャスト別・簡単に。

• 花總シシィ

宝塚は全く知らなくて、花總さんを観たのは田口くんの舞台が初めて、しかもあれは台詞や歌が一切なしの舞台でした（なんてもったいない！）。その時はキレイな動きだからバレエ出身者？と思ったくらい。次はモーツァルト！のお姉さん。そこで歌がお上手なことを知りましたが、正直、姉役は前の高橋さんの方が温かみがあってよかったな～と思ったわけです。ところが！！シシィは素晴らしかった。今まで見た女優さん（韓国含む）の中で一番と言える！歌と芝居と美しさの全てが揃ってた！！
そしたら宝塚版初演の時にもシシィ役だったそうで...なんでもっと早く出してくれなかったの～。今まで東宝版エリザはシシィの歌がネックだったけど今回は花總さん目当てで通えるレベルですよぅ！
悔やまれるのは花總・城田回のチケットを手放してしまったこと...花總さんがこんなに素敵と知ってたら自分で行ったよ＞＜

• 井上トート

わああああああ＞＜＞＜＞＜！！！今回の一番の衝撃は芳雄トートに転がり落ちたことです！！！井上くんの歌うまは認めていても声質がタイプじゃないとか言ってた過去の私は消滅しました...StarSコンサートで「闇が広がる」聞いたときに次のトーとは井上くんだ！と確信できたけど、ホント、期待以上にトート様でした。
ゆっくりと動く指先、上から見下ろす視線、細腰でゆったりと歩く姿...え、エロいっす...かと思うと「あ、そうなんだ、ふーん。」というふうに見える拗ねたような表情がかわいかったり、マントをばさーっとはためかせてシャキッとかっこよくふるまったり、もうなんなのーーー魅力満載で私は息絶え絶え、あっと言う間の３時間でした。
また今回の席が先行料金払って買っただけありかなり前方の席だったので肉眼でしっかり見ましたけど、化粧がとても映えるのね、男装の麗人、つまり女性が化粧しているようにも見えて中性的、美人さんだったー。
芳雄トート、この１回しかチケ持ってなくて＞＜。ダメもとで補助席抽選に申し込むしかないっもう1度見たいよーーー

• 佐藤フランツ

シュガーフランツもまた素敵だったのー。しびれる美声で、優しくシシィを見つめる姿に泣きそうになっちゃう。愛してるのにすれ違うやるせなさが伝わってきました。
９月のLE VELVETSのチケット、買っておいてよかった。楽しみだわ。

• 京本ルドルフ

少クラなどで聞いた高くて澄んだ歌声と違って、しっかりと芯のある歌声になっててかな～り驚きました。もともと歌は上手かったけど、なんせ線が細いよなぁ...と心配してたけど杞憂に終わりました、よかった！声量が足りているということはないけど、全くダメということもなく初の本格ミュージカルデビューなことを思えばとても立派だと思います。
美しいシシィの息子という説得力がまずすごい、まさに悲劇の皇太子＞＜。芳雄トートとの「闇が広がる」は鳥肌ものでした...トートダンサーにもて遊ばれる時間がほんのちょっとになったのが悲しい＞＜もっと翻弄しちゃってよ！ｗ

• 松也ルキーニ

ロミジュリでも充分ミュージカルできるの知ってたけど、まさかルキーニまでとは！声量あるし声も良し、細かい表情とか動きに何度も視線もっていかれました。おかげて「ミルク」の場面で京本くんを探すの忘れたほど＞＜。
今までのエリザ、特にトートとルキーニの間に精神的な繋がりは感じなかったのに今回はすごく距離が近くなった気がします。
松也くんはニヤニヤと下衆な雰囲気がお上手でしたけど、山崎くんのルキーニがまだ想像できない～見られるのは８月なのでだいぶ先だなぁ...

ルキーニから、シシィがスイスに貯めていたというお金をもらいました（笑）今回はかなり前方席だったことで、ひとりの人を追うのに精一杯、舞台全体を見る余裕なんてなくてトートダンサーの動きとか全く見れなかった（贅沢な悩み）。次は普段通りのB席なのでもう少し全体が見えるかな～いや、城田トートに釘付けか？