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5/21 昼 明治座

昨日はそのまま明治座近くのホテルへ泊まりだらだらと至福の時をすごし(笑)今日は昼の部を観てきました。だらだら過ごしたわりにはあまり眠れなくて、観劇中にけっこう寝てしまった・・・明治座3階席のイスがですね、背もたれ部分が頭の後ろまであるので気持ちよく寝れちゃうんだもの(いいわけ)。

一、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
川連法眼館
佐藤忠信/忠信実は源九郎狐  市川 亀治郎
静御前            市川 門之助
駿河次郎           中村 亀 鶴
亀井六郎           市川 弘太郎
川連法眼           市川 寿 猿
妻飛鳥            上村 吉 弥
源九郎判官義経        市川 染五郎

この演目、前に国立劇場で見た記憶があるんだけど、自分の日記が見つけられない・・・おかしいなぁ。見所は狐の姿に戻ってからの派手な動きなんだけど、そこに至るまでにけっこうすやすや寝てしまいました。狐役の体力は半端ないですね!ぴょんぴょん飛び回ったり、細い欄干の上をすーっと移動したり、上からくるんと降りてきたり、片ひざを中心にぐるぐる回転したり・・・ラストは宙吊りではけるんですが、今回は3階左だったのでとっても近かったです。桜吹雪がばーっと舞い、気分は滝さま歌舞伎ですよ〜

二、蝶の道行(ちょうのみちゆき)
助国  市川 染五郎
小槇  中村 七之助

これは初めてみる演目、しかも舞踊です!染さまの踊り好きー、しかも今回は許されぬ恋をして世を去った2人が蝶に生まれ変わって舞う、という憂いを帯びた染さまですからー!影を背負った染さまのお色気むんむんっぷりはやばいっすからね!七之助さんも可憐で素敵でした。

三、恋飛脚大和往来(こいびきゃくやまとおうらい)
封印切
亀屋忠兵衛    中村 勘太郎
傾城梅川     中村 七之助
井筒屋おえん   上村 吉 弥
槌屋治右衛門   片岡 亀 蔵
丹波屋八右衛門  市川 染五郎

こ、これは4月に演舞場で藤十郎さんver.を観たばかりの演目だー。なんで男って見栄を張りたがるんだろ〜これで悲恋物語と言われても納得できーん!とぼやいたやつですね。演目自体があまり好きではないので、すやすや寝ちゃった・・・ごめんなさい><
勘太郎さんの顔がだいぶ変わった気がするんだけど、イヤホンガイドでも亀治郎さんに「すごく痩せたよね?」と言われてました。ご本人は「去年の四谷怪談に向けてダイエットして、それから食べても食べても太らなくなってしまった」と言ってました。たしかに四谷怪談が去年観た歌舞伎でベストでしたが、それだけ勘太郎さんもかけるものがあったのかと思うと今更ながら胸熱です。