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演舞城2007感想3

続きは明日、と思ったけど、明日は24日、そうです!松竹座のチケが届く〜!!一気に記憶が飛んでしまう恐れが大きいので今日中に全部書きます!やっと2部突入〜でもアドリブ部分はすでにレポ済みなのでそこは昨日の日記を見てくだパイ。
<2部>※記憶に自信なし。特に場面の順番が絶対間違っている気がします〜
1部終了時から続きの場面で始まり。花道スッポンから頼朝公登場。舞台中央には義朝に見立てたマント?と兜がセッティング。胴体部分が最初はなくて、お話が進むにつれ、ぶるぶるマントが揺れたり、じりじり鎧(胸当て?)が登ってきて、女の執念並みのホラー仕立て(こえ〜よ!)まぁ、義朝公は亡霊ですからね!で、これが最後は完成して動き出して「義経義経はどこじゃぁぁぁ〜」「父の恨みを晴らしてくれぇぇぇ〜」「平家を皆殺しにするのじゃぁぁ〜」って言うこと全部こわいー。滝さまの声なんですけど、低くてエコー効かせててイイ声です。低音の滝声、大好物!
舞台奥から白馬(の作り物)が出てきます。この白馬がカワユスー!!千葉から成田へ向かう国道51号線沿いにある乗馬クラブ入口にも白馬の作り物が居るんですが、これからはそこを通るたびに義経公の幻影を見そうです(笑)舞台がまわりながら、馬にまたがった殿が下手側に消え、奥のスクリーンには戦いの様子が描かれた絵巻が映り、下手→上手に殿が歩く。その前後を殿とは反対方向に傷ついた兵が何人もよろよろ通り過ぎる、ここの演出、うまいな〜、戦さの悲惨や虚しさを殿が目にするんだよね?
舞台は鎌倉。頼朝のもとに次々と義経の武勲を知らせる声が届く。河合くんのカツゼツの良さが目立ちます!舞台向きですね。塚ちゃんも五関くんもちゃんと聞き取りやすいです、さすがエビシ!頼朝はここで父の恨みを晴らすのは2人でも出来るが、天下をとるのは、侍が主君と仰ぐのは1人のみ、と決意を述べます。
舞台は京都。盗みを働き追いかけてられている三郎、殿が追っ手にウソを教えて三郎を助けたところから、三郎は殿の壮大な夢を聞き、殿の家来に。一の家来だ☆と殿に抱きついたところ、弁慶登場。ここからはアドリブコーナーですのではしょります。
=アドリブ=
影絵で和んでいると・・・バタバタを賊が屋敷を襲ってきて戦いに。ここでの弁慶の言葉に三郎は“主君と家来とは?”“よい家来とは?”ということを考え始めるのかな?壇ノ浦の戦いは、後ろのスクリーンの絵巻と弁慶・三郎の語りで表現、舞台は鎌倉。もはや源氏の総大将は義経様、という声が頼朝の元へ届き、また決して京には上るな、京に行けば義経のように公家になる、公家になれば鎌倉の武士は離れる、という声も。鎌倉の武士が離れれば源氏は危うい。とうとう頼朝は義経を討つことを決めます。あぁ、悪役の殿、かっこいい・・・
三郎・弁慶は、頼朝と戦うことを勧めますが、義経は平泉へ逃げることに。納得の行かない弁慶に「これくらいのこと、耐えなくてどうする?」って殿が・・・この言い方が優しくて、強くて。ここで泣きそうになっちゃったよ!弁慶がまた「殿の運命は弁慶の運命!!」とか言っちゃってさぁ・・・またまた三郎はここでも“よい家来とは・・・”を考えるわけですな。
トッツーの安宅の関。さすがトッツー、舞台役者!!SHOCKでも早くから台詞あったもんね。「またれ〜いっ!!」って歌舞伎役者みたいだよ。場が締まるわぁ。んで例の弁慶が殿を打ちつける場面、トッツーが全てを悟りながらも見逃す場面、弁慶が殿に謝る場面、殿が弁慶に礼を言う場面、そしてその一部始終を見て、自分も義経様の“よい家来”になろうと決心する三郎・・・わぁぁぁ〜ん、全てが良かった!!!泣きそうだったよー。
平泉での3人の最後。さーぶーろーっ!!!うぅぅっ・・・良い家来だよ、三郎は最初から!!殿のために死ぬことで、良い家来になれたかな・・・と死んでいく三郎、ずっと弁慶と殿の関係に疎外感みたいなものを感じていたんだろうね、弁慶が一番で自分は二番って。本当に今年の演舞城の立役者は三郎だと思います!!
そして藤ヶ谷弁慶。弁慶がかわいくてかわいくて、大好きだ!藤ヶ谷くんもまた何かドラマのお話あるといいね!最後の半分倒れ掛かった姿勢で舞台の盆がまわりきるまで微動だにせず耐える彼にプロ根性感じました、やるなぁ。
最後、殿。滝さまが義経を演じる前から『義経』ファンだったので、滝さまがこの役にめぐり合ったことをとても幸せに感じるし、N○Kブラボー!!受信料、一生キチンと払います!です。自害したあと、ピカーって光って桜(紙ふぶき)が舞い、殿がフライングで飛び出してくるときの美しさったらないね!!
最後、またお馬ちゃんにまたがって旅立つように終わるのも素敵でした。いや〜ほんとにあのお馬ちゃん、かわいいvv

ふ〜、ここで2部終了。ほんとになんでこんなに長々書いているのでしょうか・・・。最初にも書いたけど、たぶん順番がまちがっていると思います・・・すいません。鎌倉入りを拒絶されるとこや義朝の声が三方から聞こえた場面がどこだったか忘れちゃったし。やっぱり少しでもメモとればよかった・・・