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6/21 帝国劇場

エリザベートみてきました。前はすんなり取れたB席が今年は全く取れず(なぜ?)東宝ミュージカルでは初・1階席での観劇でした。平日夜公演なのに当日券まで売切の満員御礼。すごいなぁ。

エリザベート春野寿美礼
トート:マテ・カマラス
ルイジ・ルキーニ:高嶋政宏
フランツ・ヨーゼフ:岡田浩暉
ゾフィー寿ひずる
マックス:今井清隆
ルドルフ:古川雄大
少年ルドルフ:坂口湧久

以下、城田くんのトート様が忘れられなくて浦井くんのルドルフがもう1度みたいなぁと思ってる人が思ったこと。
<エリザ>
基本的な歌声はとてもキレイ、すーっと無理なく耳に入ってくる感覚でけっこう好き。ただ、もっと延ばしてくれたら気持ちいい!と思うところでぶちっと切れるのが惜しかったかなぁ。一幕は高音が不安定に思えたけど二幕になったら調子良くなったような気がする。歌の好みで順番つけると、韓国でみた女優さん > 春野さん > 涼風さん・瀬名さん > 朝海さん かな〜。ビジュアルでは朝海さん > 瀬名さん・涼風さん > 春野さん・韓国の女優さん。今更ですが一路さんのエリザを知らないことが残念><。しかしエリザ役をこなせる女優さんってすごいなぁ...歌と美貌の両方を兼ね備えていないと満点はつけられないもの。そうそう、エリザが思わず感情を荒げてがなるところがあったけど、あんなの前からあったっけ?すごいダミ声でびっくりした。

<トート>
うぅぅん...ちょっとね、事前にハードルを上げすぎたかもしれない。やはり日本語のアクセントが自然じゃないからそこが気になっちゃって私の感情が乗り切らない。マテさんについてなんの知識もないけど、感情的に歌い上げる人なのかな〜と思ったので余計に片言ぶりが目につくのかな。十分に頑張っているのは伝わってきますけど...。あとは声質もあんまり好みではなかったかな、ささやくような歌声はいいんだけど力強いときのザラザラした感じが。久しぶりに山口トート様にも会いたくなっちゃったー。私の好きなトート様は城田くん > 武田くん・山口さん > 韓国で観た俳優さん > マテさん、かな。

<フランツ>
今回のエリザは岡田くん*1目当てでもあったのです。フランツといえば今まで鈴木さん・石川さんというミュージカル界の実力者が勤めてきた役ですからねぇ。岡田くんもすっかりミュージカルの人だけどやっぱりこの2人と比較されるのは大変だ><とりあえず、お2人より素晴らしい!とは言えないけど難なくこなしていたよね、安心した。って言うか、見た目でまだまだ若手な感覚だけど彼ももう46歳じゃないの、若手じゃないわ(笑)なのに若きフランツが本当にお似合いでした。

<ルドルフ>
古川くんはバレエ経験者だよね、あの動きは(Wikiで調べたらやっぱりそうだった)。トートダンサーに翻弄されるダンスがとても美しくて惚れ惚れしたわ〜。お歌も合格レベルだと思うけど、私が浦井くんと比べちゃうからどうしても声量不足が否めない。全体的にあまり温度を感じないルドルフだったかな〜でもそれが常に孤独を抱えてる感じでよかったと思うです。

<ルキーニ>
いつもはうざいくらいのルキーニが、韓国版を見たせいなのか、あまりうるさく感じなかった...むしろエリザを見に来たんだなぁという安心感ですよ。彼を見て安心するなんて何か物足りない気もしますねぇ。何が変わったんだろ?



韓国版を見たときに、日本版とかなり演出違うと思った箇所の答え合わせをしてみたけど、わりと合ってたね(笑)演出や舞台装置の豪華さ、アンサンブルは日本の方が好き。シシィの歌は正直、韓国版の方がうっまーーーー!と思ったかな...。どちらにしろ、シシィにはなんの共感も同情も感じないけど、エリザという作品は好きという不思議。また再演したら行きますよー次はどんなトート様にお会いできるかしらね。

*1:岡田浩暉:To Be Continuedだよ