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鳴神

今年も歌舞伎鑑賞教室の時期がやってきましたね、1年ってホント早いなぁ。

解説 歌舞伎のみかた  澤 村 宗之助

この方のことは全く存じ上げないのですが、かぶき手帖によると女形として活躍している方なのですね〜。道理でなんとなくおっとりやさしい雰囲気なのね。昭和47年生まれだそうです。ちゃんと笑いも取れて、お話も聞き取りやすく、好印象な方でした。普段は見ることのない、舞台装置を見せてくれるのはテンションあがる〜!お客さんから2人、舞台にあげていろいろやらすのですが、おばさま2人、ノリの良い方で楽しませていただきました。

歌舞伎十八番の内 鳴神(なるかみ) 大薩摩連中
  片 岡 孝太郎
  片 岡 愛之助
                     ほか

わぁぁぁ!「聞いたか、聞いたか〜」「聞いたぞ、聞いたぞ」と聞いたか坊主で始まるなんて知らなかった><!滝さま歌舞伎を思い出して一人テンションあがりました(笑)おまけにその坊主2人が生臭で、一人はまたぐらに酒を、もう一人はなんと袖に蛸!!わぁぁぁあれは雑誌にだけ載っていたいわもとくんが持ってた蛸!(同じ形に見えた)なにか関連があるのかなぁぁぁぁ(時間のあるときに調べたい)あの会場であのタコにあわあわしたのはたぶん私一人(笑)。そして当たり前と言えばそうなんだけど、平成生まれのジャニっ子はスタイル良いんだなぁ・・・と実感。坊主姿の頭身が全然違う!
愛之助さんは日生で染さまとBL歌舞伎(でいいんか?)やってた方ですね、その前に見たのがたしかメイサちゃん主演の舞台だったと思うけど(あいまい)、見るたびにかっこよくなっていくなぁ。
お話は美しい雲の絶間姫が上からの命令で鳴神上人を誘惑して、竜神を閉じ込めている術を解くというもの。最初は法力の強い偉い人なイメージだった鳴神上人が、姫の誘惑に負けてからはどんどん尻に敷かれ気味になっていくのがおかしくもあり、ちょい哀れでもあり。騙されたとわかってから、またたくさん坊主が出てきて、上人が姫を追いかけるのを止めようとするのですが、これがまた滝さま歌舞伎を思い出す〜みんな手をひらひらさせながら倒れ込んだりして。愛之助さん、力強くてかっこよかった!