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昭和島(その2)

追記が遅くなったので別にしますー。まだ始まったばかりなのでネタバレ回避中の方も多いと思うので隠します。昨日も書いたけど、これから見る予定の方はネタバレ見ないほうが楽しめると思います〜。
ヨーロッパ企画、すげぇ!前に今井さんがやった『冬のユリゲラー』も上田さんだったのね。全体の流れがすっごく自然でスムーズ、ストーリーもだけど役者みんなの雰囲気も幕が上がって2日目とはとても思えないカンジで。パンフにもあるけど、稽古場からめっちゃいいカンジだったんでしょうね〜。ホントに全部が良くて、どこをどう説明すればいいのかわかんないよぅ!
もともとは2足歩行ロボット作りに情熱を持って働いていた人たちが、ロボット作りを阻む悪法や先代社長(いのパパ)の死によりやる気を失い、大手の下請け工場状態に。そこへ父の死を1週間前に知った(亡くなったのは2年前)二代目・コテツ(いの)がひょっこり帰ってくる。機械に強くないコテツが巻き起こす騒動が、逆に工場のみんなのやる気を取り戻させせていく〜そして最後には工場に隠された秘密が明らかに!ってカンジのお話です、はい。ロボット三原則というのがありまして、そのうちの「人を絶対に傷つけてはならない」に対して、本当にロボットを愛してる工場長がみんなに「お前ら誰も傷つけたことないのか!?自分もできんことをロボットに求めるな!」みたいなことを言うのが印象に残ったなー。工場の仲間が実はロボットだったと判明したあとでコテツ以外の工員が自然とロボットと距離を置いて立っているのも「これが人間とロボットの壁なんだよ!」と指摘したり。いっぱーい笑ったけど、ちょっと考えちゃうようなセリフもあったりしてね。コテツと先代社長のつながりにもジーンとくるし。最後はみんなかっこよかった!まさか工場自体がロボットだなんてね。時間とお金があればもう1回みたいぜー。