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弥生花形歌舞伎

演舞場で初・桟敷席してきました。いやぁ〜なんとも優雅で自由なお席ですなぁ。こんな贅沢覚えたらB席がしんどくなっちゃうよ、いかんいかん。今日は母を連れての観劇だったので特別です。さらに車で行ったので超らくちん!東劇ビル駐車場は観劇すると1時間サービスで2250円(5時間半駐車)かかりました・・・東京の駐車場はほんとに高いっ(イノナキにもこの話題ありましたね)(私も靴磨き大好きです←本日のイノナキ)では、かる〜い感想をば。

猿之助十八番の内 獨道中五十三驛
市川右近十五役早替りならびに宙乗り相勤め申し候
お三実は猫の怪/江戸兵衛/丁稚長吉/信濃屋お半/芸者雪野/帯屋長右衛門/弁天小僧/土手の道哲/女房お絹/鳶頭右之吉/雷/船頭澤七/鬼門の喜兵衛/土手のお六/由留木調之助
              市川 右 近
  丹波与八郎       市川段治郎
  重の井姫/荵の方    市川笑 也
弥次郎兵衛女房おやえ    市川笑三郎
  喜多八女房おきち    市川春 猿
     石井半次郎    市川弘太郎
赤羽屋次郎作/赤星十三郎  市川寿 猿
 赤堀水右衛門/雲助逸平  市川猿 弥
由井民部之助/十文字屋おもん  市川門之助

楽しかった☆私のような歌舞伎素人には目で楽しめるものの方が退屈はしない。たぶん、もっと通になっていくと心情的に訴えるものの方が好きになっていくのかなぁ?ジャニ的に言えば、初期のショックみたいです。ストーリーよりも今見せることのできるありとあらゆるショー的要素を詰め込みました!みたいな。セットの展開も速くてころころ場面が変わっていく〜。本物の水を大量に使った滝の場面、すごかった〜。わざと客に水滴を撒き散らしたりして、お茶目な場面もあり。後半の見せ場、右近さんの早替わりもお見事。最後に花道からはけるとき、もう、本当に汗びっしょりで・・・態度には全然見せないけど、かな〜り大変なことしてるんだ・・・と思うと自然と拍手も大きくなります。
この舞台、一番のお気に入りはおやえ&おきちコンビ!!女形2人が狂言回しで随所に出てくるのだけど、めちゃくちゃ愉快。時事ネタもうまく取り入れてわらかしてくれます。客席に降りてのサービスあり、花道でのお手振りありで、私も思わず手を振っちゃったよぅ(ちゃんとお手振りもらえた!笑)
一口に歌舞伎といってもいろいろだなぁ・・・

↑桟敷席で食べた季節のご飯膳(たけのこご飯)、おいしかった!