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二月大歌舞伎・昼

3時間半睡眠で歌舞伎を見るのは無謀でした・・・花粉症の薬も飲んでるし。

一、菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)
  加茂堤  賀の祝
   桜丸    橋之助
   八重    福 助
  松王丸    染五郎
  梅王丸    松 緑
 斎世親王    高麗
  苅屋姫    梅 枝
 三善清行    松 江
    春    扇 雀
   千代    芝 雀
  白太夫    左團次

梅枝さん、前に見た時からのお気に入りなんですけど、今回もキレイでかわいかった〜。橋之助さんは何をやっても品があるなぁ。染さまの出番が少なくてちょっとさみしかったけど、松王丸と梅王丸の兄弟喧嘩は非常に楽しかったです。松緑さんの声がとても聞きやすくて素敵でした。本来、この演目はひじょーに長いもので、その中の一部分だけを断片的に上演してるとのこと、こりゃイヤホンガイドなかったらさっぱりわかんないよ(あってもイマイチわからん)そしたら休憩中に隣りでお弁当食べてたご婦人2人組のうちの一人が歌舞伎に詳しいようで、連れの友人に全体のストーリーを説明してて、おかげで私もなんとなくわかりました。

二、京鹿子娘二人道成寺
  (きょうかのこむすめににんどうじょうじ)
  道行より鐘入りまで
 白拍子花子    玉三郎
 白拍子花子    菊之助

これは安珍清姫の後日談で、道成寺の鐘を新しくする儀式中に白拍子(清姫の怨霊)が現れいろんな舞を踊るというもの(でいいのかな?)。菊之助さんを今回、初めてみたんだけどすごーくキレイだった!玉三郎さんが美しいのはもうね、お決まりですから。衣装も早替わりも何度もあり艶やか!何より1時間ほぼ踊り続けるお2人の凄さですよ。衣装も豪華で重い上に重ね着までしてるんですからねぇ・・・。はぁ、素敵でした。菊之助さんの違う舞台もまた観たいっす。

三、人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)
   左官長兵衛    菊五郎
    女房お兼    時 蔵
 和泉屋手代文七    菊之助
     娘お久  尾上右 近
 角海老手代藤助    團 蔵
  和泉屋清兵衛    三津五郎
    家主甚八    左團次
   鳶頭伊兵衛    吉右衛門
 角海老女房お駒    芝 翫

大好きな三津五郎さんご出演だというのに、記憶がない・・・(寝ちゃったんだよ)娘二人道成寺で精魂使い果たしたようです☆もったいなや・・・。時間があれば、幕見にチャレンジしてみようかな。