517

1月国立劇場と歌舞伎座・夜

自分のためのメモです。劇場はやはり国立劇場が一番好きだな〜。安い席でもかなり見やすいし、椅子も柔らかで背もたれがちょっと高めで寝るにも気持ちいい(笑)

国立劇場

歌舞伎十八番の内 象引(ぞうひき) 一幕

團十郎さん(海老蔵パパ)復帰オメ!も合わせて楽しい演目だったな〜。侍の衣装、アレは何て言うんだろ?肉襦袢から衣装になってて、胸やおへそが描いてあり、すごい恰幅の良い人になってるのは強さの象徴なのかなぁ。三津五郎さんは昔、某女子アナと不倫→再婚→離婚と世間を騒がせただけのことはあるかっこよさ(悪役だけど)。この演目で何よりかわいいのは象です!歌舞伎の大道具はどれもなんだかほのぼのしててかわいい〜。象さんは最後、團十郎さんに引かれて花道を帰っていくのですが、それがまたかわいくてねぇ。会場もかなり沸きました。

十返りの松(とかえりのまつ)

これは踊りで、橋之助さん一家(父・兄・息子3人)勢ぞろいです。父・芝翫さんは81歳!すごいなぁ。ご子息3人では次男の宗生くんが目だってたかな。長男くんは育ちがたいへん良好すぎるような(・・・)歌舞伎の家に生まれるって特殊な環境だけど、ずっと歌舞伎を好きな気持ちで続けらることを願ってしまうよ(勝手にいろいろ想像)

「〓競艶仲町」(いきじくらべはでななかちょう) 四幕六場
 序 幕 永代橋高尾茶屋の場
      深川仲町吾妻屋の場
 二幕目 浅草駒形米屋の場
      駒形堂うしろ河岸の場
 三幕目 下総八幡村与兵衛町宅の場
 大 詰 行徳船場の場

橋之助さんの鳶頭かっこいい〜♪声もなかなか好き(一幕の役はイマイチだった)そしてここでも三津五郎さんが素敵。福助さんの1人2役もしっかり違っててよかったです。けっこう笑える場面がいっぱいあって楽しい舞台でした。

歌舞伎座・夜

二、新歌舞伎十八番の内 春興鏡獅子(しゅんきょうかがみじし)

歌舞伎舞台での勘三郎さんを初めて観たけど、やっぱりすごい!女形の時はしなやかで曲線を感じる動きで、それが獅子の精になると途端に力強くなっちゃって躍動的。エナジーだよ(笑)約1時間踊り続けるんですよ、女形→獅子で。一流の芸を見せてもらったなぁ・・・というカンジです。そして胡蝶の精の2人の子供がこれまためちゃめちゃかわいいっ!2人とも8歳だったかな、特に上手側にいた子(少し大きい方)が堂々として踊りもキレイだった。ちゃんと踊りの意味をわかって踊ってる雰囲気でしたね、視線までちゃんとして、やらされている感がなくて、自ら進んで踊ってるように感じました〜。